フレームワーク大全

戦略・事業

顧客・競合・自社を見れば、勝てる場所は分かる?

3C分析3Cs model

根拠弱確認日 2026-10-18読むのに約4分出典 8本

実務での定着は厚いが、使うと成果が上がるかを調べた研究が見つからない 根拠と限界を読む

顧客と競合と自社を同時に見て、顧客が求め、競合ができておらず、自社が得意なことを探す考え方の枠。

30秒でわかる

何に使うか

事業の戦略や商品の方向を考えるときに、どの顧客に何で勝つかを決める下準備として使う。

根拠はあるか

弱い。実務では広く使われているが、使うと成果が上がることを確かめた研究は今回確認できた範囲では見つからず、提唱者の大前研一氏も2010年に、自らの戦略論・フレームワークは「もはや成功を約束する方程式ではない」と書いている。

どう使うか

3つの枠を埋めて終わりにせず、最後に「どの顧客に、何で勝つか」を1文にできたかで、使えたかどうかを判断する。

  • 顧客・競合・自社の3つを同時に見て、「顧客が求め、競合ができておらず、自社がうまくできること」を探すための考え方の枠。
  • 提唱は大前研一。本人は出発点を『企業参謀』(1976年)としている。英語版 *The Mind of the Strategist*(1982年)で「戦略的三角形(strategic triangle)」として紹介された。『ストラテジック・マインド』は1984年の日本語訳。13678
  • 根拠は弱い。広く使われているが、使うと成果が上がるという研究は見つからない。提唱者本人も2010年に「フレームワークはもはや成功の方程式ではない」と書いている。1
  • 3つの枠を埋めて終わりにしない。最後に「どの顧客に、何で勝つか」を1文にできたかで使えたかを判断する。
  • 「この会社が3Cで成功した」という話は、その会社自身が言っているかを確かめてから信じる。

出典

  1. president.jp/articles/-/7226 ↩
  2. www.pref.kanagawa.jp/documents/13111/905517.pdf ↩
  3. ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I45111101616049 ↩
  4. ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000001-I23211009610070909 ↩
  5. thinkers50.com/blog/the-mind-of-the-strategist/ ↩
  6. archive.org/details/mindofstrategist0000omae ↩
  7. www.leighbureau.com/books/the-mind-of-the-strategist-the-art-of-japanese ↩
  8. ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001661335 ↩

各ページは確認日の時点で開けた資料にもとづきます。根拠の強さの決め方